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髪と頭皮の紫外線対策|40〜60代の夏のパサつき・色落ちケア

髪と頭皮の紫外線対策|40〜60代の夏のパサつき・色落ちケアの内容を示すアイソメトリック図解

夏になると、「髪のパサつきが急に気になる」「せっかく染めた白髪染めの色落ちが早い」「分け目の地肌がなんだかヒリヒリする」と感じることはありませんか。お顔やからだの日焼け対策はしっかりしていても、髪や頭皮の紫外線対策まで意識している方は、意外と少ないものです。

実は、髪と頭皮は一年の中でも夏にいちばん紫外線の影響を受けやすい部分です。特に40〜60代は、髪質の変化や頭皮の乾燥といった年齢による変化も重なり、夏のダメージが仕上がりに出やすい時期でもあります。この記事では、髪と頭皮を紫外線から守るための毎日の工夫と、浴びてしまった後のケアを、美容師の視点でやさしく整理します。

結論:浴びる量を減らし、浴びた日はうるおいを補う

紫外線対策の考え方は、とてもシンプルです。大きく2つに分けて考えると整理しやすくなります。1つ目は、髪と頭皮に紫外線を「できるだけ当てない」こと。2つ目は、当たってしまった日に「うるおいを補ってケアする」ことです。この2つの軸を意識するだけで、夏のパサつきや色落ちの感じ方は変わってきます。

お顔には毎日日焼け止めを塗る方が多いのに、髪と頭皮はほぼ無防備、という方は少なくありません。とくに分け目や頭頂部は、立っているだけで真上から紫外線を浴び続ける場所です。日傘やつば広の帽子、髪用のUVスプレーといった道具を上手に使い、まずは浴びる量そのものを減らしていきましょう。

そして、浴びてしまった日のケアも同じくらい大切です。汗や皮脂、海やプールの塩分・塩素をその日のうちにやさしく洗い流し、洗い流さないトリートメントでうるおいを補う——この習慣が、夏の髪と頭皮の負担を抑えやすくしてくれます。次の章から、その理由と具体的な方法を順番に見ていきましょう。

白髪の悩みに関する手書きイラスト風の本文図解

なぜ40〜60代の髪と頭皮は夏のダメージが出やすいのか

髪の表面は、キューティクルといううろこ状の層で覆われ、内部の水分やカラーの色素を守っています。紫外線を長く浴びると、このキューティクルが乱れやすくなり、髪の内部からうるおいやツヤが逃げやすくなります。すると、夏の終わりごろに「なんだか毛先がパサついてまとまらない」と感じやすくなるのです。

さらに、白髪染めやヘアカラーを繰り返している髪は、もともと乾燥しやすい状態にあります。そこへ夏の強い紫外線が加わると、色落ちが早く感じられたり、髪の手触りがごわついたりしやすくなります。40〜60代は髪が少しずつ細くなりやすい時期でもあるため、こうした変化がより目立ちやすくなります。明るめの色や赤み系のカラーは特に色が抜けやすいともいわれ、夏は色味が変わったように感じる方もいらっしゃいます。

また、お肌は時間をかけて新しい状態に入れ替わっていきますが、一度傷んでしまった髪はもとの状態には戻りません。だからこそ、傷んでから取り戻そうとするよりも、ダメージを受ける前に守っておくことが大切になります。夏のあいだに少しずつ蓄積した紫外線の負担は、その場では気づきにくく、季節の終わりごろにパサつきや手触りの変化としてまとめて表れやすいものです。暑い時期のうちから、こまめに対策しておくと安心です。

見落としがちなのが頭皮です。分け目の地肌は、顔よりもずっと無防備に紫外線を浴びている部分で、日焼けによる乾燥やヒリヒリ、かゆみにつながることがあります。加齢とともに頭皮も乾燥しやすくなるため、夏の紫外線は頭皮環境にとっても負担になりやすいのです。紫外線が強いのは、よく晴れた日の午前10時から午後2時ごろが目安ですが、曇りの日でも紫外線は地表に届きます。三島市や沼津市のように夏の日差しが強い地域では、ベランダでの洗濯物干しやちょっとした買い物など、短い外出でも油断せず対策しておくと安心です。

髪と頭皮を紫外線から守る毎日の工夫

まず取り入れやすいのが、日傘とつば広の帽子です。どちらも頭頂部や分け目への直射を物理的にさえぎってくれます。帽子はUVカット加工があり、通気性のよい素材を選ぶと、夏でも蒸れにくく続けやすくなります。長時間の外出やレジャーの日は、日傘と帽子を組み合わせると、より浴びる量を減らしやすくなります。

髪そのものを守るなら、髪用のUVスプレーが手軽です。お出かけ前に髪全体と分け目にふんわりとなじませておくと、紫外線による乾燥や色落ちの負担をやわらげやすくなります。汗をかいたり時間が経ったりしたら、こまめに塗り直すのがポイントです。からだ用の日焼け止めスプレーの中にも髪に使えるタイプがありますので、目に入らないよう注意しながら、表示を確認して選びましょう。

ちょっとした工夫として、分け目を時々変えるのもおすすめです。いつも同じ場所で分けていると、その一本のラインだけ集中的に紫外線を浴び続けてしまいます。数日おきに分け目をずらすだけで、地肌への負担を散らしやすくなり、トップのボリュームも出やすくなって一石二鳥です。海やプールに行く日は、塩分・塩素と紫外線が重なるため、帽子やトリートメントでの保護をいつも以上に意識してください。

見落としやすいのが、室内や車の中です。紫外線の一部は窓ガラスを通り抜けるため、運転中や窓際で過ごす時間が長い日も、髪や頭皮には少しずつ紫外線が届いています。長距離の運転やドライブの日は、車内でも帽子やUVスプレーを活用しておくと安心です。お買い物や散歩のような短い外出でも、紫外線が強い時間帯はできる範囲で日陰を選ぶようにすると、浴びる量を減らしやすくなります。

こうした対策は、どれも一度にすべてそろえる必要はありません。まずは外出時に帽子をかぶる、玄関に髪用UVスプレーを置いて出かける前にひと吹きする、といった続けやすいことから始めるのがおすすめです。毎日の小さな習慣にできると、夏のあいだの紫外線の負担を少しずつ減らしやすくなります。無理なく続けられる範囲で、自分の生活に合った方法を選んでみてください。

紫外線を浴びた後のうるおいケアと色落ち対策

外から帰ったら、その日のうちに髪と頭皮をやさしく洗うことを意識しましょう。汗や皮脂、海やプールの塩分・塩素を長く残すと、乾燥やニオイ、頭皮のべたつきにつながりやすくなります。洗うときは、アミノ酸系などのマイルドな洗浄成分のシャンプーを選び、爪を立てず指の腹で頭皮をやさしく洗うのがコツです。

濡れた髪はとてもデリケートなので、洗ったあとのタオルドライもやさしく行いましょう。ゴシゴシこすらず、タオルで包んで押さえるように水分を取ると、摩擦による傷みを抑えやすくなります。からまりが気になるときは、目の粗いコームで毛先から少しずつほぐすと、無理な力がかかりにくくなります。

タオルドライのあとは、洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメント)で中間から毛先にうるおいを補います。紫外線で乾きやすくなった髪に水分と油分を届け、ドライヤーの熱からも守りやすくしてくれます。つけすぎるとベタつきやすいので、毛先を中心に量を調整してなじませましょう。乾かすときは根元から手早く乾かし、最後に冷風で表面を整えると、夏でもまとまりを出しやすくなります。

日々のケアに加えて、週に1〜2回ほど集中ケアを取り入れるのもおすすめです。洗い流すタイプのヘアマスクやトリートメントで、夏に乾きやすくなった髪にうるおいをまとめて補いましょう。中間から毛先になじませて少し時間をおいてから流すと、手触りが落ち着きやすくなります。頭皮の乾燥やつっぱり感が気になる方は、頭皮用のローションや化粧水でやさしく保湿してあげると、夏の頭皮を心地よく保ちやすくなります。

汗をたくさんかいた日は、洗いすぎにも気をつけたいところです。さっぱりさせたいからと一日に何度も洗ったり、ゴシゴシと強く洗ったりすると、頭皮に必要なうるおいまで奪われて、かえって乾燥しやすくなることがあります。基本は一日一回、指の腹でやさしく洗うことを心がけ、日中のべたつきが気になるときは、ぬるま湯で軽くすすぐ程度にとどめておきましょう。

カラーをしている方は、色落ちへの意識も大切です。染めた直後の髪は特に色が抜けやすく、紫外線や高温多湿が重なる夏はその傾向が強まります。色味を長く楽しみたい方は、カラー専用(カラーケア)のシャンプーやトリートメントを取り入れると、色落ちを抑えやすくなります。頭皮が日焼けしてヒリヒリするように感じるときは、刺激の強いケアは控え、低刺激のアイテムで頭皮を休ませてあげましょう。

夏のヘアケアで美容室に相談したいこと

セルフケアを続けても「夏になると毎年色落ちが早い」「頭皮の乾燥やかゆみがなかなか落ち着かない」と感じるときは、一度美容師に相談してみるのも一つの方法です。色落ちが気になる方には、抜けにくい色味の選び方や、頭皮にやさしい低ジアミン・ノンジアミンといった薬剤の選択肢も含めて、状態に合わせて提案してもらえます。

夏に向けてカラーをするときは、色が抜けてきても気になりにくい色味をあらかじめ選んでおくのも一つの方法です。明るすぎる色は色落ちが目立ちやすいこともあるため、ライフスタイルや好みに合わせて、色持ちの面も含めて相談しておくと安心です。染める間隔や、伸びてきた根元との見え方についても、季節に合わせて一緒に考えてもらえます。

頭皮の日焼けや乾燥が気になる方は、頭皮環境を整えるヘッドスパなどでケアするのもおすすめです。夏に疲れた頭皮をやさしくいたわることは、秋以降の髪のコンディションにもつながりやすくなります。自宅でのケアと組み合わせて、無理のない範囲で続けていきましょう。なお、頭皮のヒリヒリや赤み、強いかゆみが長く続くときは、美容のケアだけで抱え込まず、皮膚科などの医療機関に相談することも大切です。

三島市・沼津市・長泉町・清水町で美容室を探すときも、その日の仕上がりだけでなく、季節に合わせたホームケアのコツまで一緒に相談できるかどうかを目安にすると、長く付き合えるサロンが見つかりやすくなります。夏の髪や頭皮で気になることがあれば、遠慮なく美容師に聞いてみてください。

選び方や相談のポイントを示す手書きイラスト風の補足図解

まとめ:浴びる量を減らし、浴びた日はうるおいを補う

髪と頭皮の紫外線対策は、特別な準備がなくても今日から始められます。日傘やつば広の帽子、髪用UVスプレーで浴びる量を減らし、分け目を時々変えて地肌への負担を散らす。そして、浴びてしまった日は早めにやさしく洗い、洗い流さないトリートメントでうるおいを補う——この2つの習慣を意識するだけで、夏のパサつきや色落ち、頭皮の乾燥が気になりにくくなっていきます。

特に髪質や頭皮が変化しやすい40〜60代にとって、夏の紫外線対策は、一年を通して髪をきれいに見せるための土台になります。できることから少しずつ取り入れて、それでも気になる変化が続くときは、無理に自己流で抱え込まず、美容師に相談しながら自分に合うケアを見つけていきましょう。

大事なポイント

Q.顔の日焼け止めはしていますが、髪にも紫外線対策は必要ですか?
A.髪も頭皮も紫外線の影響を受けやすい部分です。特に分け目や頭頂部は真上から日差しを浴び続けるため、無防備になりがちです。日傘やつば広の帽子、髪用UVスプレーで浴びる量を減らすことをおすすめします。
Q.帽子をかぶると頭皮が蒸れて、かえってよくない気がします。
A.通気性のよい素材やUVカット加工のある帽子を選び、汗をかいたらこまめに拭くと蒸れを抑えやすくなります。日傘と組み合わせて帽子をかぶる時間を分けるのも一つの方法です。蒸れやかゆみが続くときは、その日のうちにやさしく洗うことを意識してください。
Q.夏はカラーの色落ちが早い気がします。紫外線と関係ありますか?
A.紫外線や高温多湿は、髪のキューティクルを乱して色素が抜けやすい状態をつくりやすいといわれます。染めた直後ほど色が抜けやすいので、カラー専用シャンプーや帽子・UVスプレーでの保護を取り入れると、色落ちを抑えやすくなります。
Q.頭皮が日焼けしてヒリヒリと感じます。どうすればよいですか?
A.まずは刺激の強いケアを控え、低刺激のシャンプーで頭皮をやさしく洗い、しっかり保湿してあげましょう。乾燥やかゆみ、ヒリヒリが長く続いたり、強い痛みがあるときは無理をせず、皮膚科などの医療機関に相談することも検討してください。
Q.海やプールに行った日は、特別なケアが必要ですか?
A.塩分や塩素は髪の乾燥や色落ちにつながりやすいため、できればその日のうちにやさしく洗い流し、洗い流さないトリートメントでうるおいを補ってください。出かける前に髪用UVスプレーやトリートメントで保護しておくと、負担を抑えやすくなります。

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