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今の担当美容師を変えたい方へ|指名替えの伝え方とタイミング

今の担当美容師を変えたい方へ|指名替えの伝え方とタイミングの内容を示すアイソメトリック図解

「担当してくれている美容師さんとは長い付き合いだけど、最近少し相性が合わなくなってきた気がする」——サロン自体は気に入っているのに、担当美容師との相性だけがしっくり来ないと感じている方は少なくありません。お店を変えるほどではないけれど、このまま同じ担当に通い続けるのも気が重い。そんな中途半端なモヤモヤを抱えたまま、言い出せずにいる方も多いのではないでしょうか。

担当を変えたいという気持ちは、決して珍しいものでも、わがままなものでもありません。ただ、長く担当してもらっている相手だからこそ、伝え方に悩んでしまうのも自然なことです。「せっかくここまで髪の状態を分かってもらっているのに」「気を悪くさせたらどうしよう」といった思いが先に立ち、結局いつもの予約枠をそのまま取ってしまう、という繰り返しに心当たりのある方もいるかもしれません。

この記事では、サロンは変えずに担当美容師だけを変えたいときの伝え方の具体例と、伝えるタイミング、新しい担当への引き継ぎをスムーズにする準備を、美容師の視点で整理します。担当替えという選択肢があることを知っておくだけでも、今の通い方に対する気持ちの持ちようが少し軽くなるはずです。

「担当だけ変えたい」は、サロンでは珍しい相談ではありません

まず知っておいていただきたいのは、担当美容師を変えたいという相談は、多くのサロンにとって想定の範囲内の申し出だということです。お客様一人ひとりに合う担当を見つけることは、サロン側にとっても大切な業務のひとつであり、担当替えの希望を受け付ける窓口を用意しているお店は珍しくありません。

過度に申し訳なく感じたり、大げさな理由を用意したりする必要はありません。むしろ、相性が合わないまま我慢して通い続けるほうが、髪や頭皮の悩みを十分に相談できず、結果として仕上がりの満足度も下がりやすくなります。白髪染めがしみやすい、頭皮が敏感といった体質面の相談は、話しやすい関係があってこそ継続的に伝えられるものです。担当との相性は、遠慮せず見直してよいポイントのひとつだと考えてみてください。

サロン側の立場から見ても、お客様が無言で来店をやめてしまうことのほうが、実は困った事態です。理由が分からないまま来店が途切れると、サロンとしては改善のきっかけをつかめず、次のお客様にも同じことが起きかねません。担当替えという形で意思表示をしてもらえるほうが、サロンにとっても、次に担当するスタッフにとっても、実はありがたい申し出だと捉えられていることが多いのです。

大切なのは「変えたい」と思った気持ちを我慢することでも、いきなり本人に直接切り出すことでもありません。次のセクションから、言い出しにくさの正体と、角が立たない具体的な伝え方を順番に見ていきましょう。

担当を変えたい気持ちの整理と伝え方|担当美容師を変えたい気持ちをどう整理し、誰にどう伝えるかの3ステップ

なぜ「担当を変えたい」と言い出しにくいのか

担当替えを相談したくても言い出せない背景には、いくつか共通した理由があります。ひとつは、長年施術してもらってきた関係性への申し訳なさです。髪質や頭皮の状態をよく知ってくれている相手だからこそ、「今さら変えたいなんて言えない」と感じてしまいます。

もうひとつは、次回も同じサロンで顔を合わせるかもしれないという気まずさです。担当を変えても通い続けるサロンであれば、待合スペースやすれ違いで顔を合わせる可能性はゼロではありません。この気まずさを想像すると、つい言い出すタイミングを先延ばしにしてしまいがちです。

さらに、「自分の伝え方が悪かったのではないか」という自己責任的な考え方も、言い出しにくさに拍車をかけます。仕上がりのイメージが合わなかったとき、それを担当の技術の問題ではなく自分の説明不足のせいだと感じてしまい、相談すること自体をためらってしまうケースもあります。ですが、担当との相性は技術力だけで決まるものではなく、会話のテンポや提案の方向性など、感覚的な部分も大きく関わります。相性が合わないと感じること自体は、誰のせいでもない自然なことだと捉えて構いません。

加えて、40〜60代の方に特有の事情として、「これまでの関係を大事にしたい」という気持ちの強さも挙げられます。長年通ってきたサロンでは、担当美容師と髪や頭皮の話だけでなく、日々の暮らしの話まで交わす間柄になっていることも珍しくありません。だからこそ、担当を替えたいという申し出が、まるでその関係そのものを否定するように感じられてしまうのです。ですが、担当替えは関係を断ち切ることではなく、サロンに通い続けながら自分に合う形を探すための、ごく実務的な手続きにすぎません。この違いを意識するだけでも、気持ちの負担はだいぶ軽くなります。

角が立たない伝え方の具体例

言い出しにくさの正体が分かったところで、実際にどう伝えればよいかを見ていきましょう。ポイントは「担当本人に直接ではなく、話しやすい窓口を選ぶ」ことと「理由を詳しく説明しすぎない」ことの2つです。

電話やLINEで予約を取るときであれば、「次回は違う美容師さんにお願いしたいのですが、指名を変更できますか」と伝えるだけで十分です。窓口担当者が受け付けてくれるサロンであれば、詳しい理由を聞かれることも少なく、事務的にスムーズに対応してもらえます。

来店時に受付で伝える場合も同様に、「今日は新しい担当の方にお願いしたくて」という一言で成立します。理由を聞かれた場合も、「新しい方の技術も試してみたくて」「気分を変えたくて」といった軽いニュアンスで答えれば、深刻に受け止められることなく自然に伝わります。

これまでの担当に直接知られたくないという場合は、受付やネット予約の担当指定欄を使う方法が一番角が立ちにくい選び方です。担当者本人と顔を合わせずに指名を切り替えられるため、気まずいやり取りをせずに済みます。もし電話予約しかない小規模なサロンの場合でも、電話口の相手が受付専任のスタッフであれば、同様に事務的なやり取りだけで完結することがほとんどです。

もし具体的な要望がある場合は、理由の中に一言添えるとその後の担当選びに役立ちます。たとえば「もう少しゆっくり相談に乗ってもらえる方がいい」「白髪染めの色味の相談を丁寧にしてくれる方がいい」といった希望を伝えておくと、サロン側が相性の良さそうな担当を提案しやすくなります。無理に詳細な理由を作る必要はなく、伝えられる範囲で構いません。

言葉選びに迷う場合は、「不満」ではなく「試したい」という言い回しに置き換えるのもひとつのコツです。「今の担当さんに不満がある」というニュアンスだと角が立ちやすくなりますが、「せっかくなので他の方の技術も試してみたい」という表現であれば、前向きな理由として自然に受け止めてもらいやすくなります。同じ内容を伝えるにしても、言葉の選び方ひとつで相手の受け取り方はずいぶん変わるものです。

伝えるタイミングと、新しい担当への引き継ぎ

伝えるタイミングとして特に決まりはありませんが、次回の予約を入れる段階で伝えておくのが最もスムーズです。来店当日にその場で申し出ると、担当の調整が間に合わなかったり、気まずい空気の中で伝えることになったりする可能性があります。数日前から前もって連絡しておけば、サロン側も落ち着いて担当を調整でき、こちらも気持ちに余裕を持って来店できます。

年末年始や連休前後といった繁忙期は避けたほうが、サロン側にとっても対応しやすいタイミングです。予約が集中している時期は、担当の空き状況を調整する余裕が少なく、希望通りの担当を提案してもらいにくいことがあります。急ぎでなければ、比較的落ち着いている平日や、繁忙期を避けた時期に相談してみると、こちらの希望も通りやすくなります。

担当を変える際に気になるのが、これまで積み重ねてきた白髪染めの履歴や頭皮の状態といった情報が、新しい担当にきちんと引き継がれるかどうかです。この点は、担当替えを申し出るタイミングで「これまでの記録は共有していただけますか」と一言確認しておくと安心です。カルテや施術履歴を店舗で共有する仕組みが整っているサロンであれば、初回のカウンセリングで一から説明し直す手間を減らせます。共有の仕組みが分からない場合も、遠慮せず尋ねてみて構いません。

心配であれば、自分でも簡単なメモを残しておくと、引き継ぎがどのような形であっても安心です。前回いつ白髪染めをしたか、どのくらいの頻度で染めているか、しみやすさやかぶれの経験があるかどうかなど、数行でよいのでスマートフォンにメモしておくと、新しい担当とのカウンセリングがスムーズに進みます。自分の状態を自分の言葉で説明できる状態にしておくことは、担当が誰であっても役立つ備えになります。

また、担当を変えた直後の1回目の来店では、これまで積み重ねてきた情報が一部抜け落ちていることも想定しておくと安心です。新しい担当に、白髪染めがしみやすい体質であることや、これまで試して合わなかった薬剤・メニューがあれば、初回のうちに改めて簡潔に伝えておきましょう。前の担当とのやり取りに頼りきらず、自分の口からも要点を伝え直す姿勢でいると、引き継ぎの抜け漏れがあっても慌てずに対応できます。

なお、担当を替えても店全体の雰囲気や方針そのものが自分に合わないと感じる場合は、担当替えだけでは根本的な解決にならないこともあります。サロンごと見直すべきか、担当だけの問題なのかの見極め方については、今の美容室を変えるべきか迷ったら|判断基準と後悔しない選び方でも詳しく整理していますので、あわせて参考にしてみてください。毎回同じ担当に通うことのメリットについては、毎回同じ美容師に担当してほしい方へ|指名のメリットと選び方もご覧いただくと、担当を選び直す際の基準が見えやすくなります。

担当を変える相談先の選び方|サロン内で担当を変えるか、サロンごと見直すかの判断ポイント

遠慮せず、心地よく相談できる関係を選び直していい

担当美容師を変えたいという気持ちは、我慢して抱え込むものでも、大げさに切り出すものでもありません。多くのサロンにとって想定内の相談であり、受付やLINEといった話しやすい窓口を使えば、詳しい理由を説明しなくても角を立てずに伝えられます。次回の予約を入れるタイミングで伝え、これまでの履歴の共有についても一言確認しておけば、新しい担当とのスタートもスムーズになります。

サロンそのものへの満足と、担当との相性は別の話です。長く通っているお店だからこそ、そこでもっと心地よく相談できる関係を選び直すことは、決して悪いことではありません。担当を変えたあとも、白髪染めの刺激や頭皮の状態など、伝えたいことは変わらず自分の口から伝え続けていく——その積み重ねが、結局はいちばん満足度の高い通い方につながります。三島市・沼津市・長泉町・清水町でサロン選びに迷っている方も、まずは今通っているお店の担当との相性を振り返ってみて、気になることがあれば美容師に相談してみてください。

大事なポイント

Q.担当を変えたいと伝えると、これまでの担当美容師に気まずい思いをさせてしまいませんか?
A.多くのサロンでは、受付やLINEなど担当者を介さない窓口で申し出を受け付けているため、担当本人に直接切り出す必要はないことがほとんどです。サロン側にとっても、お客様に合う担当を探すのは自然な業務の一つと捉えられていることが多く、過度に気まずさを感じすぎなくても大丈夫です。
Q.担当を変える理由を詳しく聞かれたら、正直に答えるべきですか?
A.詳しい理由まで説明する必要はありません。「新しい担当の方も試してみたくて」といった一言で十分なことが多いです。もし具体的な要望(もう少し丁寧に相談に乗ってほしい、仕上がりの傾向を変えたい、など)があれば、その部分だけ簡潔に伝えると、次の担当選びの参考にしてもらいやすくなります。
Q.担当を変えたら、これまでの白髪染めの履歴や頭皮の状態は新しい担当にちゃんと伝わりますか?
A.サロンによって記録の共有方法は異なりますので、担当替えを申し出るときに「これまでの履歴は共有していただけますか」と一言添えて確認しておくと安心です。共有の仕組みが整っているサロンであれば、初回のカウンセリングで一からすべて説明し直す手間を減らせます。
Q.担当を変えるタイミングに決まりはありますか?次回の予約のときで大丈夫ですか?
A.特に決まりはありませんが、次回の予約を入れるタイミングで伝えると、当日その場で気まずい思いをせずに済み、サロン側も担当の調整をしやすくなります。急に思い立った場合は、来店の数日前に電話やLINEで伝えておくとスムーズです。

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